・[DesignSpark Mechanical]からのSTEPデータの出力方法の紹介です。

・下のようなIDFを取り込みました。この状態でもSTEP出力は可能ですが、別ページで紹介させて頂いたIDF→STEP変換を利用して現物に近いデータにします。

・部品をSTEPに変換してみました。実物に近いイメージでデータ化されています。この基板のように機構部品が多いものはSTEPにする価値はありそうです。ただデータ量が多くなっても問題ないかは現在、検証中です。

・下図の赤枠　エクスポートオプション＿STEP出力でSTEPを出力します。無料版ではこちらの機能は出来ない可能性があります。詳しくはメーカーサイトを参照にして下さい。

・無償の３次元CADビューワーのEDRAWINGSで取り込んだ画面です。このビューワは非常に見やすく3DCADのSOLIDWORKS,CATIAのデータ,3Dの標準データのSTEP,IGES等の取り込みが可能です。部品の選択や測定も可能でプリント基板設計者が電子部品メーカーで供給されている3Dデータを閲覧するにはうってつけのビューワーだと思います。携帯用のアプリもあるのでIPAD,IPHONでも閲覧可能です。IPADにEDEAWINGSをインストールしてSTEPを取り込んだページはこちらです。

・下はFREECADの表示です。FREECADは文字通り無料の3DCADで一般的な3DCADの機能は有しています。当初は説明マニュアルの本を購入して、こちらのCADをメインに編集していたのですが、機能が多く片手間で使用するには少し難しい面があります。今現在は取り込めるデータ種が多いのでデータ変換用に使用しています。