プリント基板設計、パターン設計、伝送線路シミュレーション、エレメカ連携 [CR8000 Design Force][Cadvance]のことはアイ・ケー・ピー有限会社まで。
リターン電流またはリターンパスとはドライバーから信号配線を通ってレシーバーに流れた電流が主にGNDから戻ってくる電流です。
高速信号になると戻りの経路が多層板の場合GND層の信号の直下を通ります。
その為VIAの抜きなどで分断されない様に注意することが大切です。
この戻りの経路が長くなると放射ノイズが大きくなります。
両面板の場合は切れ間の無いベタで尚且つVIAを多数設ける事でリターン経路を確保するようにします。
*下の図のようにVIAの内層抜きによりGNDが分断されているとリターン経路が信号の下に確保出来ません。
☆VIAをずらす事で信号の下に経路が確保できます。
・基板の実装密度や基板の層数により分断されることもありますが、プリント基板設計の際に少しでも意識することでノイズの低減に効果が有ると思われます。
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