・特性インピーダンス・・・プリント配線板上の部品間や
コネクタから部品に接続された配線に電子信号が走ります。
その信号が高速で伝送する際に単純な接続線ではなく伝送線路と
考えることが必要となる。
その線路の単位長さ当たりインピーダンスのことです。
配線の容量、インダクタンスによって決まります。 通常はCMOSデバイスの出力インピーダンス50〜100Ω程度の数値にします。
調整方法の例
1.基板の板厚・材質(比誘電率)などの基板構成を決定します。図3はボードシムでの設定画面。
2. ストリップ・ライン(図1)で配線するか、マイクロストリップ・ライン(図2)にするのかを選択。
3.パターンの線幅を調整。
図1・・・ボードシムでの基板構成 設定画面
図2・・・ストリップ・ライン
図3・・・マイクロストリップ・ライン
参考
・4層基板 板厚1.6t (詳細設定は下図参照)
パターン幅0.3mm(マイクロストリップライン)で特性インピーダンスは52.9Ωになります。
・6層基板 板厚1.6t (詳細設定は下図参照)
パターン幅0.15mm(マイクロストリップライン)で特性インピーダンスは49.9Ωになります。
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