・プリント基板配線のノイズ対策で配線経路のインピーダンスを一定に、反射、クロストーク、EMC、EMI、EMS等々初心者のうちは聞きなれない言葉が並び混乱してしまいますが、配線と信号の関係を水路に水を流すイメージで考えると解りやすいと思います。
デジタル信号でしたら氷のブロックが水路を滑っていくイメージでスムーズに氷が目的を果たすように水路幅を一定にあまり太くしないように急カーブをさける。これが電気信号のインピーダンスを一定に配線は反射しないよう45°にする。と同じような意味だと思います。アナログ信号は水路に波が流れていて波の波形が仕事をする。波が低温の氷の経路で温度変化の影響を受けないように分離する。これは、デジアナ分離のような意味合い。電源GNDでは太い水路にたくさんの水量の水が流れて仕事をして、大きな戻り水路(海)に帰っていくようなイメージです。GNDの大きな戻り水路(海)はデジタルのリターンパスの説明にもなるかと。EMC関連もなんとなくデジアナの水路を風や温度変化を防ぐ為に太く大きくする・・・少し違うかもですがイメージはしやすいのでは。
下の注意点はあくまで局所的な小さな視点ので主に一般的デジタルなものです。「木を見て森を見ず」の言葉のようにそれぞれの基板で利用目的、特性を考慮して大きな視点でデジアナ電源GND、客先の意図を理解し、しっかりと優先順位をつけて配置をしてその後にその意図に合った配線することがより重要だと考えられます。
■配置、配線 での注意点
アイケーピー有限会社では配置、配線において以下の注意点とノイズ対策をとっております。
・ダンピング抵抗の位置
・差動配線処理
・DDR1、2 の配線方法
・熱、振動を考慮した配置、配線
・オペアンプの入力配線
・大電流パターンの消費電力、温度対策
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