プリント基板設計、パターン設計、伝送線路シミュレーション、エレメカ連携 [CR8000 Design Force][Cadvance]のことはアイ・ケー・ピー有限会社まで。
・DesignSpark Mecanicalを利用して単純形状のIDFを現物に近いSTEPに入れ替える方法です。実装マニュアルやカタログ作成にはもってこいの視覚性がアップします。
ただし通常のプリント基板設計業務ではあまり必要がないと思われます。本格的なエレメカ連携で細かい部品干渉確認やEMCチェックを実行する用途では図研CR8000 DESIGN FORCEのオプション[3D EMC Adoviser]を参照にして下さい。電子部品でもコネクタやスイッチ等の機構部品メーカーが主にSTEPを提供していることから、勘合基板などで機構部品をSTEPに変更すれば十分だと思われます。
・該当の部品を選択(トリプルクリック)し右クリックでメニューを表示させコンポ―ネントをオープンさせます。一般的なプリント基板設計CADと同じように部品個別の作成画面で編集します。
・コンポーネントを開いたら次に下図赤枠のファイルコマンドで取り込むSTEPを選択します。今回はφ8SIZE CODE EのSTEPファイルを取り込みます。
・下図の水色のIDFのデータが有る位置にSTEPデータを合わせます。方法は赤枠の移動コマンドでSTEPを移動します。緑枠のビューで表示を変更してXYX3方向の位置を合わせます。移動は該当のデータ(STEP)を選択すると青枠のような矢印が出るのでマウス移動か数値を入力して移動します。操作が簡単なので感覚的に操作できると思います。細かいコマンドや操作方法はYouTubeに色々と操作方法がアップされているのでそちらを参考にされると良いと思います。
・IDFとSTEPの位置が一致したら、IDFを削除します。下図の緑枠 ストラクチャーでIDF(ここではCAC08A)を選択して右メニューで削除します。
・元の全体データ画面に戻り、STEPに置き換え完了です。CADのマニュアルではないのでかなり簡単な説明で申し訳ありません。日常的にCADを利用している方なら感覚的に操作できると思います。
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